【インタビュー】オリンパスE-30の「アートフィルター」

[情報元:HK-DMZ PLUS.COM]
アートフィルターは、ペンタックス K-mのデジタルフィルターみたいな後処理とは似ているけど別物なんですよね。一発撮りなのでフィルムの頃を思い出します。それでいてライブビューで擬似的とはいえ仕上がりを予想できるからフィルムほどの難しさが無いのもよい。これでもっと画像処理時間が短ければとは思うけど。
フィルターの名前のとおり、レンズフィルターのようなもの。
JPEG+RAWで撮影しておけば、本来の写真が残るからそっちにパソコンで追い込むという余地も残る。この辺はメディアが安くなっているしホワイトバランスブラケットのように普通のJPEG画像も保存しておいてくれてもいいと思うけどね。
K-mのような後処理のフィルターのほうが何度でも試せるし、さまざまなフィルターを重ねることも可能だけど、きっとそれだったら儂は使わなかっただろうな。それならパソコンを利用して、仕上がりをじっくり確認しつつ、大きなディスプレイで、高速に処理してくれるほうを使うから。
こちらはどちらかといえば現像段階で印画紙を選択したり、焼き付け方に工夫するような感じ。
正直、使ってみないとこの面白さはわからない機能ではありますし、誰でも楽しめる機能でもないと思う。連写の不得意なオリンパスだから処理時間がかかるこのようなフィルターを載せるだけの思考の余裕があったという面もありますし。