ソニーα700【第6回】Carl Zeissレンズを試す

うむ、α350の液晶回転方向が縦位置撮影に対応していたらどんなに良かったことか。もし、できたらDT 16-80mm F3.5-4.5 ZAに手を出していただろうに。
このレビューではやっとα700に似合うレンズの登場。今まで古いレンズばかりでちょっとかわいそうだった。
後は、向かって左側側面にも三脚穴を用意してくれたら文句はない。中盤カメラでよくあるように、縦位置でも簡単に三脚に固定できるようになるのに。強度などの問題で付けないのだろうか。あったら、いろいろな物がくっつくのに。
で、Carl Zeissは、名前こそCarl Zeissだけど、過去のレンズなどと比べるとソニー独自のレンズが、基準を満たしているために付けられていると考えた方が良いだろう。もちろん名前にあるようにT*コーティングはされている。そのおかげか、逆光にはかなり強いレンズ群です。
で、Carl Zeiss銘をオートフォーカスで使えるのはかなり魅力。
儂は、Carl ZeissはPlaner 85mmF1.4のみだが、F1.4からでも使えるし(実際に使うとピントが薄すぎて使いこなせないが)、ポートレートレンズとして画角的にきついのもα900が出てくれれば。
換算127mmのおかげで、昨日のワンフェスではかなり使えないレンズに成り下がってしまったからなぁ。
その代わり、この作例のように、ぼけを生かして、ちょっと遠くの物を撮影するための中望遠としては使いやすい。85mm(換算127mm)は135mmレンズに近いし、135mm(換算202mm)は200mmに近いので、わりと良くある画角になるし。
ミノルタの85mmF1.4G(D)に惚れてαを使い始めたけど、それを上回る描写なんですよね。Gレンズの方は、最近全く使わないレンズになってしまっている。