E-330のアイデンティティが崩壊した日。

[情報元:俺日記.NET]
まさかE-330の後継機をソニーが出してくるとは思っていなかった。
そうか、E-330のようにわざわざ光路を設けないでも、ミラーをずらすことで光を導けばいいのか。この発想はなかった。
これなら撮像素子のゴミ取り機能に縛られない撮影が可能だ。とはいえ、今度はライブビュー用の撮像素子周りのゴミが問題になりそうだけど、その辺はどう対処するんだろうか。
・利点
 ミラーパタパタが無いので気持ちよく撮影できる。
 ライブビューに対応した撮像素子をメインに置く必要がない。
   シグマのFoveonのようなライブビューができない撮像素子でもライブビュー可能になる。
   α900に使われると思われるフルサイズ撮像素子もライブビューの可否について記載がないので、この仕組みが使える。ペンタプリズムを通さない位置、つまりそれより奥の方に、ミラーから反射させればいいわけで。そのためにα900の頭があんなに大きいのだと解釈してみたり。
 位相差検出式AFがそのまま使えるので、素早いAFが可能。
 撮像素子の発熱を押さえられるので、低ノイズが期待できる。
・欠点
 コントラスト検出式AFが使えない。
 画面拡大などで、ライブビュー用の撮像素子の性能に左右される。
 ミラーアップしたままの静穏、低振動での撮影モードを付けられない。
 画面内にAFポイントがそのまま表示される。
 撮像素子を1つよけいに搭載するので、消費電力、重量、設計の余裕などに制限ができる。
   とはいえ、メインの撮像素子でのライブビューに比べたら消費電力は少ない。


まぁ、撮像素子側でのライブビューも搭載するのなら搭載できるわけで、E-330のAモードBモードみたいにもできるし、欠点部分も解消可能。
とにかく、気軽にライブビューを実現して、一眼レフであるメリットを生かし切ったこの方法はかなり画期的ですよ。