ソニー、α100と純正18-200mmの「高倍率ズームレンズキット」

ソニーのレンズキットで付いてくるレンズ、焦点距離が広く使いやすい代わりに、画質が一段落ちる。DT 18-70mm F3.5-5.6は画質を気にしている人には特に不人気。DT 75-300mm F4.5-5.6についてはかなり前から存在するレンズではあるけど写りは悪くない。まぁ、コニカミノルタ撤退時に1万円くらいで買えたレンズと考えるとかなり使えるレンズではありますけど。
キヤノンニコンが18-55mm&55-200mm、ペンタックスが18-55mm&50-200mm、オリンパスが14-45mm&40-150mm。大体換算での最大望遠が300mm止まり(キヤノンは320mm)なので換算450mmになるソニーは望遠側を使う人にはそれなりにお得とも言えます。
まぁ、儂は写りを気にするのでどっちのズームレンズも持っていないけどね。


そして今回のDT 18-200mm F3.5-6.3セット。かなり良いセットだと思います。これだけで他社のキットレンズの焦点距離をカバーしてしまうし。
タムロンOEM製品とみて間違いないこのレンズですが、高倍率ズームとしてみると、近寄れて逆光性能もそれなりの解像もまぁまぁと性能はかなり良いし、デザインもなかなか。しかもαなら手振れ補正付き。友人がα100を買う際にはタムロンの方ですがセットで買うように勧めました。もちろんWズームは買わないようにした上で。
こっちが出ていたら間違いなく、高倍率ズームレンズキットを勧めていたのに。
とりあえず自分が使う焦点距離がわからないとか、旅行に持ち出したいと言うときには便利な高倍率ズームをセットにするというのは良いアイディアです。OEM製品かもしれないけど自社ブランドで廉価な高倍率ズームがあることの利点ですね。
オリンパスにもシグマOEMだと言われる18-180mmがあるのだからこういう売り方しても良いのにな。後はニコンの18-135mmとD40のキットなんてかなり売れそうなのに。