Kodakのデュアルレンズカメラ第2弾は高倍率ズーム機「V610」 (MYCOM PC WEB)

V510は超広角単焦点レンズを別途装着させることでとても魅力的なカメラになりました。
そして今度はズームレンズを2つ付けることで、高倍率ズームを実現。10倍ズームでコンパクトというとパナソニックLUMIX DMC-TZ1がありますが、それよりもさらに小さいサイズで実現。このアイディアは凄い。途中抜けている部分もあるけど。
ただ、いろいろな問題がレンズに集中しているようでかなり暗いレンズになってしまっている。望遠側に特化しているのに、レンズが暗いと手振れの原因になってしまうだけにこの点は残念。パナソニックのように光学手振れ補正ではなく、デジタル手振れ補正しか付いていないだけにちょっともったいない。
もう少し広角側からの10倍ズームなら良かったのに。そうなると更にレンズが暗くなってしまうのだろうか。
それでも、明るい場所でしか使わないとか、三脚を持ち歩くような人なら10倍ズームというのは魅力的だろうな。
Bluetooth搭載というのも、日本だと今ひとつだな。無線LANは問題があったのだろうか。
アイディアは面白いんだけどな。魚眼+広角ズームとか、超マクロレンズとか色々できそう。そういうマニアックな物は単品で出すにはきついけど、レンズを複数乗せられるのなら売れる可能性を秘めていますからね。