ニコン、接写用初の手ブレ補正付きレンズ「AF-S VR マイクロニッコール ED 105mm F2.8G」

おぉ、コニカミノルタにライバル出現。……言ってみただけです。
今のところカメラ内手ぶれ補正を実現しているコニカミノルタ(×1-3マクロを除く)以外は使えなかったマクロレンズでの手ぶれ補正が実現しました。とはいえ実際に手ぶれ補正効果があるのは接写ではなく無限遠から約3mとのこと。これはどちらも一緒で至近距離では補正効果はほとんど無くなる。
接写の時の手ぶれはそれこそもの凄い物がありますから、ちょっとぶれてしまっただけで画像がもの凄く流れてしまう。補正のうち2段くらいは確実に減っている。ましてやAPS-Cサイズの場合1.5倍以上に拡大されるのでますますブレが大きくなってしまう。
まぁ、1.5倍以上での拡大というのはマクロ撮影では結構便利ですけどね。ハーフマクロや1/4マクロとして使えるレンズでも拡大して写ってくれますから。
ただ、手ぶれ補正を組み込んだレンズは値段がやっぱり高いですよね。描写性能はおそらく素晴らしいとは思いますが。