「高感度はブレに強い!」は本当か、高感度撮影デジカメの画質を検証 / デジタルARENA

手ぶれを防ぐには一般的な方法として。
1. 三脚(または一脚)などを利用する。
2. 土台や電柱、体の中でも安定した部位、ベルトの上や膝の上、肩、他人の頭*1などに押し当てて利用する。
3. 手ぶれ補正機能を利用する。
4. 露出を下げて暗くしてでもシャッタースピードを上げる。後で修正ソフトで明るくさせる。これは普通のコンパクトデジカメでも緊急手段として利用できます。マニュアルモードがある場合それを利用しても可。
5.明るいレンズを利用してシャッタースピードを上げる。
6.高感度を利用しシャッタースピードを上げる。
等といったモノがあります。周りを明るくするという方法もありますね。
1〜3に関しては手ぶれに関しては効果がありますが、被写体ぶれに関しては防げません。シャッタースピードを上げることで被写体ぶれも防ぐことは可能です。
一眼レフタイプの大きな画像素子を使えば高感度でも画像にノイズは乗りにくいですが、最近はコンパクトタイプでも高感度でのノイズを減らすよう各社努力し始めました。とても良い傾向だと思います。ノイズを消しすぎると今度は立体感が無くなってしまうのでやりすぎはいけませんけど。オリンパスコニカミノルタの場合ノイズを残してでも立体感を取るので儂としてはそっちの方が好みです。
ただ、以前から高感度コンパクトを販売していた富士フイルムを除くとISO1600では緊急時用のレベルでしかない。
ノイズ除去ソフトやトーンカーブで暗い部分を切り取ってノイズを目立たなくさせることはできますが、カメラでできた方がずっと便利ですから。
銀塩でのフィルムの時でさえISO1600となると粒子が目立ったモノですが、お手軽にISOを変換できるデジカメだからこそこの部分は頑張って欲しいモノです。
μ DIGITAL 800の300万画素化での高感度は面白いし、これからはこの方式に行くのだろうけどまだまだの画質です。
 

*1:知らない人の頭にのせてはいけません!