2009年冬:メーカーインタビュー−−キヤノン編 - デジカメWatch

APS-Cセンサーは最初はともかく、それなりの期間開発されてきただけに、いろいろと歴史ができていますからメリットも多いです。
ニコンD300シリーズがあったとはいえ、APS-Cセンサーサイズ機としての最上位機種EOS 7Dの方向性ができたのは良い傾向です。パナソニックのK-7も加え、ソニーからもα700後継機としてこの手のカメラが出てくれないかな。
あとは、コンパクトデジカメのレンズにもつかっているのだから、「L」の名前と帯が付いたAPS-C用のEF-Sレンズが出てくれれば。特に7Dのハイスペックセンサーにレンズが追いつけていないし。
液晶画面を含み電子機器の固まりであるデジカメはどうしても重く大きくなってしまう。35mmフルサイズセンサーは確かにすばらしいけど普通に持ち運ぶにはつらい。
また、連写のために大きなミラーを動かすのも大変だし、連写のためにセンサーから読み出したり処理したりカードに書き込んだりと大変。
ボディもレンズも軽く作れる、ボディもレンズも小さく作れる、望遠側に強い、マクロに強い、連写に強いといったメリットがいろいろとあります。
高画素、高感度に関しても7Dレベルのセンサーが実現できるのなら必要十分でしょう。さすがにちょっとざらざらした画質ですが密度を考えればね。