ソニー、2種類のライブビューを搭載した「α550」

[情報元:電脳御殿]
新しく発表された3台のカメラのうち、出てくるのは1台のみか。
今回の3台は今までのカメラともまた別な系統として成り立つだけに期待していたのだが。まぁ、前回と同じように遅れてでも発売することを楽しみにしておこう。
α500とは様々な部分で差別化を行ったためにおもしろいカメラとなっています。E-330の本当に後継機を出してきた感じがするな。2種類のライブビューが特に。
ファインダーの性能はその独特なライブビューのおかげで今一つですが、初めて撮像面を利用したライブビューが搭載されたり、手持ちでHDRが撮影できるとか、すでに出ている海外のサンプルなどを見る限りノイズ除去もうまくなったのか新しいセンサーの機能向上なのか高感度がかなり使えるようになっている。
撮像面ライブビューではオートフォーカスが使えないけどミラーバタンバタン方式で利用できる上に念願のSTF135mmでのピント合わせがかなり楽になると言うメリットが。どうせこのレンズはオートフォーカスが使えないんだしね。
顔認識を組み込んだりかなり独特な使い方になりそうだ。
ダイレクトマニュアルフォーカスがなくなったり、オートフォーカスポイント変更が簡単に変更できなかったり初級機がどんどん機能を削っているのに比べてこちらはさすがに中級機という位置づけなのか。
正直α700の代わりに欲しいです。
でも、液晶回転は2軸式が良かったな。3インチ91万ドットと上位機種と同じレベルの液晶なのは良いけど、ライブビューは稼働する液晶あってこそですよ。

ソニー、「DT 30mm F2.8 Macro SAM」を10月22日に発売 - デジカメWatch

APS-Cセンサー専用レンズが出てくるとなると、こちらも本気で取り組んできそう。
広角側でのマクロレンズは数はそれほど無いけど、APS-Cセンサーサイズ用なら35mm換算45mmということで使いやすそうなマクロレンズです。普段使う標準レンズとしても使える画角ですし。
個人的には、最初に単焦点に手を出すのならマクロレンズをおすすめする。
開放からそれなりに写るようになっているし、F値もそれなりなので暗いところで絞らずに撮影できるから明るいだけのレンズよりも使い勝手が良い。
もちろんマクロレンズなので近づいての近接撮影も可能。このレンズではレンズ先端から2cmまで近づけるということでさすがにレンズとかカメラとか自分の影が入り込むだろうからライティングなどを工夫しないといけないだろうけど。
そしてボケ味が良いレンズが多い。単焦点レンズはたいていそうだけど、マクロレンズは近接撮影すればボケまくるからボケ表現にも力を入れている事が多い。
軟らかい表現が得意なマクロレンズミノルタの流れを持つだけにかなり期待しているレンズです。

ソニー、「28-75mm F2.8 SAM」を国内発表 - デジカメWatch

α850が無いのに手頃な35mmフルサイズ向けレンズを販売するのは何とも残念。
タムロンOEM製品。レンズ構成が同じ。とはいえレンズ内モーターを搭載するとか、サイズアップしているとか、円形絞りだったりとかそのままというわけでもない。
ツァイス銘の24-70mmF2.8レンズはさすがの高性能だけど、値段も重さも大きさもかなりですからこの手のレンズはうれしいところ。
コニカミノルタの頃にも同じようなOEM製品が安めの値段でAFズーム 28-75mm F2.8(D)があって自分も撤退記念セールの時に3万円で買ったけどそれなりに使えるレンズです。さすがに開放だとボケボケでボケもにじんだようになってしまいますがF4にして1段以上絞ると評価が高いのもわかるレンズでした。特にコストパフォーマンス的な意味で。ただ、タムロンの時にはあったズームロックが無くなっていて時々みょ〜んと伸びてしまっていました。
ソニーのこのレンズはズームロックも搭載してその弱点も解消したけど、ちょっと高すぎませんか?α900とのセット販売とかやるのかな?