デジタル一眼マニアック: オリンパス E-330 レビュー(LetsGoDigital)

かなり細かくレビューされています。英語ですが。
E-330はかなり気に入っているのですが、本当にホワイトバランスのカスタム設定、中でもワンタッチホワイトバランスはやりにくいです。
レフ板後ろが18%グレーのモノを使って調整しようと思っても簡単には設定できない。一度カスタムボタンをホワイトバランス設定用のボタンに設定しなおす必要がある。マニュアル見ないでも出来るだろうと思っていたら、結局上野の牡丹園の現場で設定できなかった苦い思い出がある。
この標準では連射設定に割り振られているボタン、儂は普段は絞り込みプレビューとして利用しているので変更するのが面倒なんですよね。ワンタッチホワイトバランスはそうそう使わない機能なのだから、設定メニュー上からできるようにしてくれたらよかったのに。E-500みたいな専用ボタンまでしなくてもOKを押せば設定してくれるモードをつけてくれるだけでいいのに。
ホワイトバランスがオートでは結構転びやすいですし。これは現在のデジカメすべてにいえるけど、転ぶときに大きく転びがち。
ホワイトバランスを変えて保存するホワイトバランスブラケットという機能もあるけど、書き込みに時間がかかるようになるし、後で見直すときに3枚のJPEGを並べて見るのは面倒だし、RAWで撮影したほうがいろいろお得だしで1回使ったら二度と使わなくなった機能ですね。
RAWの方がきれいなことはわかっているのですが、E-330は書き込みがそれほど早くないしバッファも大きくないので沢山撮りたいときには不満が残ります。8GのCFを使っているのでそうそう容量は気にしないのだけど。そしてxDピクチャーカードの書き込みが遅いのも使い勝手を悪くしている。あくまでCFが一杯になってしまった時の臨時用と思っています。
高感度ノイズと値段以外についてはかなりの高評価をもらっているけど、それほど数多く生産していないだろうことが伺えるカメラだけに今後もそうそう値下げはないだろうな。パナソニックのDMC-L1が出たことで、後継機が出るのはE-1、E-500それぞれの後継機が出た後だろうから、もっともっと後になるだろうし。後継機のおかげで安くなるというのもまだまだ先の話だろう。
値下げが期待できないので買うのなら早めにしたほうが、結局はお得ですよ。