泉匠

ちょっと早めの年越し蕎麦第二段。
小岩まで出かけてきました。駅から少し遠いです。途中お蕎麦屋さんが2軒ほど合って心惹かれたりしたけどそのまま歩き続けてちょっとわかりにくいお店へ。
店の入り口は小さいけど、登りがたっているのでそれはわかりやすい。お店の中は天井が高くかなり開放感がある。
JAZZが店内に流れている変わったお店。でも、店の中の雰囲気は和風で悪くない。
2時という中途半端な時間であったためか一人。
途中から2人と1人が入ってくる。最初の2人は煙草を吸い始めてちょっとげんなり。禁煙席喫煙席と分けていないお店だからしょうがないのだけど。次に入ってきた客は今度は携帯電話で会話をし始める。しかも数件かける勢い。しょうがないから携帯ジャマーで通話妨害。
食事しているというのがわからないのだろうか。あなただけが食べているのならかまわないのだけど。
そんな不満はあるものの、食事自体には満足。
最初は玉子焼きとお酒。この玉子焼きがちょっと変わっていて少し硬めに作り層をわざとはっきりさせている。クレープのようなという表現がしっくりくる。とろけるような味わいではないがさっぱりしたケーキを食べているような不思議な感覚でお酒とも相性が良かった。
お蕎麦の方は冬季限定の牡蠣蕎麦があるのでそれを注文。なんとなく暖かい蕎麦と牡蠣という組み合わせは創造しにくかったのだけど食べてみるとこれはおいしい。
ぷっくりした三陸産の牡蠣が4つ乗っているだけなのだけどほんのり出汁が効いていておいしい。蕎麦自体もコシがしっかりしていて香りも温かい蕎麦でも残っていた。
汁は少し薄めで温かい蕎麦だったためか蕎麦湯が無いが、そのまま飲みきった。量もおなかが膨れるには十分。
駅から遠いので早々来ることはできないが、思っていた以上に良いお店だった。JAZZを売りにしている店のおそばと馬鹿にしていたところがあったけど十分満足した。
店員も良いし、もう少し通い場所にあればと残念に思う。