E-300体感フェア(東京会場)行ってきた

はじめて六本木って所に行ってきた。これがかの有名な六本木ヒルズか!1時間少しで付いたので意外に近いね。
一度上がって降りなければいけないのですこし場所がわかりにくかった。
40階について着物展と一緒だったり、やっているスペースが小さかったり、本当でここで良いのかと聞いてしまうほどだった。とりあえず整理券を貰ってプロの人のプレゼン+モデル撮影会を選択。
撮影会に関係なくカメラに触りたいだけなら奥に進んで行くと触れたみたいだった。わかりにくいよここら辺は。そしてプリントアウトするとプレゼントというのがあったのでプリントアウトしてきたけどどこで渡すのかわからなかったけど最後にボールペンが袋の中に入っていた。これだったのかな。
プレゼンは伊藤洋介さんで、パンフレットの写真を撮った人です。パンフレットの印刷が余りよいモノじゃなかったけど写真自体は悪くなかったし、暗いくらいと言われる13-45mmF3.5-5.6というレンズセットに付いてくるレンズでもここまで撮影できる人だから凄い人なんだと思った。でも、その撮影環境がプレゼンの中であったけどとにかく撮影機材が凄くて櫓くんだり何人いるんだと聞きたくなるほどの環境。まぁ、暗さ以外はまじめに作ったレンズだから環境さえ揃えればちゃんと撮れるのはわかるけどね。
あと、Eシステムはデジタルのためだ!他の会社でも参入できる!これからはレンズもカメラもオリンパス以外でも出てくる!という話を聞いて少し泣きそうになったりしたけど。レンズはともかくカメラはどうなのかな。でも、プレゼン資料ではコダックは当然ながらパナソニックも名前が挙がっていたしもしかしたらもしかするかもしれないな。
レンズが沢山あるように見える資料も少し泣けた。実質9個しかレンズはないし、2つのレンズに関しては一般人の手の届く範囲からかけ離れていますし。来年は明るい単焦点が出てくるらしいという噂だし期待はしていますが。
まぁ、レンズの性能に関しては値段以上のモノが確実にあるといわれているZUIKO DIGITALですから問題ないけどね。今回の暗いけど安いレンズ以外は。
E-1を常用しているだけ合ってオリンパスびいきの話だったけど、まぁここに来ている人はみんなそうなんだろうな。意外に高齢者が多いなとか思ってしまった。色の階調の出し方については文句ないしダストリダイレクションも素晴らしいシステムだし。特許申請中だったのは知らなかったけど。
さて、いよいよ撮影会。とりあえず色々触ってみる。
コンパクトデジカメユーザにもわかりやすいようにメニュー操作で操作できるようになっている。確かにこれはわかりやすいけどC-8080WZユーザとしては時間がかかる。ボタン数が少ないだけで基本的には同じだからすぐに慣れたけどね。ボタンを押しながらグルグル回す。
撮影した画像をズームアップで10倍まで出来るのはうれしいところ。でも10倍程度のズームアップではピント確認はつらいな。撮影した画像の再生はかなり速くなっていた。高速なCFを利用しているためか内部の仕様変更のためかはわからないけどかなり使える。ズームダウンで2x2、3x3、4x4とサムネイル利用時も素早くやってくれる。ますますコンパクトデジカメの良いところを持ってきている。
ただ、フォーカスの選択とかちょっとやりにくいかな。時間がなかったから試せなかったというかファインダーがアレなので効果がわかりにくいのがAFとMFの切り替え。いちいちファインダーから目を離さないと調整出来なかったのだけどもっとスマートなやり方があるのかな?
で、そのファインダー。暗いレンズ+屋内という悪条件が重なったにしてもかなり見にくい。プリズムではなく鏡で見せているけどどうしても絵が遠くに見えてしまいそのピントを見ようとしてもとても見れたモノではない。鼻がぶつかったり、儂はまつげが長めなのでそれが引っかかったりしないように工夫されている形状は悪くないのだがちょっとこれは使えない。悪い意味でE-1やD70に近いモノでした。
ターゲット的にも女性を考えているのだから万人向けになっていて工夫は感じられた。そう言う意味では近い*istDsもまつげが邪魔にならなかったな。
おそらくレンズを明るいモノに変えたらずっと見やすくなるのだろうけどセットレンズだからなかなか交換しにくいですねこれ。シャッタースピードも屋内と言うことで短めにするとすぐに暗くなるし、ISO感度があまり高めに設定できない(とはいっても400くらいまでは実用範囲内)ということで1/8くらいが限界かな。
フォーカス自体はかなりスムーズで、暗い部分だとちょっと迷うけど思ったよりも素直に決定。レンズもわりに静かだった。シャッター音も静か。
できあがった絵を本体付属の液晶で10倍で見た分には悪くなさそう。
モデル撮影は時間がないからあっという間。10人くらいでいっぺんに撮影だから場所移動できないし声をかけることも周りの雰囲気で出来ないしで思い通りに行かなかった。前の人がいなければもう一歩近づいたのに。内蔵フラッシュも結構高めの位置にあるので絵が平べったくならないしケラレにくいしで悪くない感じだ。確かにこれだと2灯撮影向きだな。
できあがった絵はなんか黄色い感じ。ホワイトバランスをとりあえず屋内灯にしたけど微調整すべきだったな。ちなみみピントがずれていた……わかんないよこのファインダー+レンズ!
ちなみにできあがった絵はEPSONのプリンタでEPSONの係員が印刷してくれます。データは持ち帰りできませんでした。隙があったらtype Uに写し取ろうとUSBケーブルまで用意していたのに。もちろんCFカードを交換するような隙もなくMuvo殻割り4Gと5Gを試す機会は残念ながらなかった。
本体の液晶+L版サイズでの印刷結果しか見せてくれないから良いのかわからない。正直な話C-8080WZの方が高画質だと思ってしまった。初期の販売価格が違うとはいえ、これだと乗り換え候補には挙がらないな。こうなると今期の一眼レフへの移行は見送りかな。
連射については無限連射とは行かなかった。連射速度が明るさに比例しているようで明るい場所での撮影ならば連続撮影できそうだけど屋内ではさすがに無理でした。
値段から見たらずっと良いものに仕上がっているのは感じた。標準レンズは暗すぎるので載せ替えが必要だと思う。軽さと直方体デザインは持ち運びにかなり便利。全体的にレンズは軽めですし女性にも受けるかもしれないな。ここは女性向けということでカラーリングをもっとバリエーション豊かにして貰いたかった。
ハウジング(水中撮影用)をちょっと聞いてみたけど春頃に出せれば良いな〜という話だった。こっちを望むのなら春頃のレンズ無しセットを購入した方が良いかもしれない。さらについでにズームとかハウジングでどうやって操作するのか質問してみた。レンズ毎にケースが用意されるとの回答。マニュアルフォーカスは?という質問はよくわからないそうだ。水中撮影での利用で実績があるだけに良いものができあがると良いですね。
最後に、モデルさんがクリスマスツリーと一緒にいるんだけど、中途半端な立ち位置でツリーを入れようとすると離れていて、入れないようにしても画面に入ってしまうという微妙な位置だったのが困ったな。


そして帰りにヒルズの写真をいくつか撮ってくる。うむぅ、コンパクトデジカメでは限界でした。月と東京タワーが綺麗だったのに。
こう言うときには暗いところでの撮影できる環境が欲しいモノです。
ぺ・ヨンジュン写真展をやっているようでおばさんたちが夜寒くなってきているというのに並んでいました。整理券はすでに3時頃に来たときに無くなっていましたけどね。