【那和秀峻の最新デジカメレビュー】 コニカミノルタα-7 Digital

いやー本当に良いカメラですね。ベータバージョンだと。というかなぜ設定を変更してしまったのか正直知りたい。かなり絞っても解像感がないのは欠点だと思います。
というか、本当にこれは製品版なのかな?カメラの腕の差でここまで違って見えるモノなのだろうか。
多少黄色よりで立体感が無くぼけやすい、と書くと欠点のように見えるがミノルタはそんなカメラだったしそれでよい絵が撮れるのだからそれで良いと思っていたけど、どうして製品バージョンでは設定を変えてしまったのだろうか。正直あのベータの時の絵が手にはいると思っていただけに購入を断念する大きな原因となった。
ちなみに何色寄りと書くとその色表現に強いカメラのように思えるが、その色の階調が不得意で目立っているだけですので勘違いしないように。PENTAXの赤色の処理とかね。
大きいとか重いとかシャッター音が安っぽいと言う人もいるけど、うるさいシャッター音は好きじゃないしそんなに悪い音だとも思わなかった、ミラーショックが少なく感じたし実用第一で採用したのだと思いたい。音は好みの問題ですしね。重いと言うことは手ぶれしにくいことにも繋がるし自分の体力であれば数時間格闘できるし、正直ハードウェア面にはかなり満足した。ボタン類の配置などが特に良い。液晶はもう少し高精度のモノを付けて欲しかったけどこの大きさは武器になる。ファインダーがちょっと広すぎて視界に入り切れなかったり、お店に置いてあったモノが左よりになっていたりなど問題はあったモノの確かにこれは使いやすいと感じる。広すぎるのはマニュアルフォーカス用の為なのだろうし。
考えてみれば重いというのはどちらかというと高齢の利用者が多いαシリーズ利用者にとってはつらいことになるのか。
それはともかく是非ファームウェアでベータの時の画質と選択できるようにして下さい。610万画素で古い設計のCCDだからこんな絵だとか言われると確かにD100っぽい。
でるのかわからないけどα−9に期待しています。