タバコ煙から肺を保護する遺伝子

ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生学部の研究者がNrf2という遺伝子が他の50個の遺伝子をコントロールするモノで、肺気腫の発病から人体を守っているということです。発病しやすい人を見分けたり、遺伝子治療に役立てることが出来るかもしれない。
これはマウス実験では煙草の煙関係の肺気腫に対する抵抗性を見せているという発見から始まり、今回のmaster geneの発見につながったそうです。
素晴らしい発見です。これで煙草を原因とする病気の一つから人体を守れるようになるかもしれません。まぁ、煙草はその他無数の疾患の原因ですから一つや二つ防御力を付けたところでどうにもならないのではありますが。
まずは煙草の隔離から始めないとどうしようもない。