めんどくせー

100円ライター

Flash用にノートを一冊用意して、それにいろいろ書き込んでいる。
問題は描くたびに少しずつ顔が変わることだ。動画の部分は小さい顔しか出てこないからあまり気にしないでおこう。

俺のアニメーションを作るのによく使うパターンは、まずは棒人間でアニメーションの1コマ1コマにキャラクターを描き込んでいく。アタリにするためだ。
1/30秒でセル区切りして、3セルで1パターンにする。その3セルに対して1つずつ、今回なら2段蹴りの連続を描き込む。
Flashだと1セルごとに少しずつ同じ画像を動かすことで3セル一緒ではない見た目の動画枚数を増やすこともできるし。手間かかるけど便利なツールだ。

次に棒人間に肉付けする。肉付けといっても下書きにするのでかなりまじめに描き込む。
2人なので2個別レイヤーを用意して、一人一人をシンボル(グラフィック)化。
後はシンボルを編集していく。
1人につき20枚前後のレイヤーを重ねながらかなり真剣に作成していく。グループ化すれば問題ないし1枚の絵で完成させればいいのだけど、レイヤーで描いておくと後で少し腕が短いとか、足の角度が少し悪いとかいった時でも修正が可能なのでとにかくレイヤーに分けて描いている。
レイヤー数が多いのでレイヤーウィンドウに当たるタイムラインを左端に移動して全部表示できるようにしている。
最初はIllustratorにデータを持って行って作成していたがうまく閉じていないと色が落ちてしまったり、レイヤーに分けておかないと結局描き直しになったりで、Flashだけで仕上げるようにする。
で、キャラクターを1人ずつ仕上げて背景を乗せて仕上がりになります。

半日をかけてどうにか4つ描き終える。これで2/30秒だ。
多少は絵をごまかしながら描く技術もついてきたし、おしえて!!macromedia FLASHMXという本を時間のあるときに見て今更ながらに描き方とかを復習しているのが効いてきているのだろう。
だが、それでも半日2/30秒。

ちなみに背景は手抜き気味でも1〜2時間。それを入れていないこの時点でこれだ。
アニメーションとか作成している人を本気で尊敬してしまう。団体作業とはいうものの、すさまじいスキルだな。