富士フイルム、「FinePix REAL 3D」を正式発表〜3D対応のデジタルフォトフレームも

[情報元:楽画喜堂]
とうとう、立体撮影専用のデジカメが。基本的に2台のカメラをつなげたような構造のため値段が高いのが弱点かな。
これ、是非デジタルであってもなくても良いから水準器が欲しいところ。被写体に対してハスに構えると水平がうまく撮れていないことが多い。左右で物体がずれてしまう現象がある。
また、カメラが上下に向く撮影の場合、特にマクロで接近すると左右のレンズで見え方が変わるので水平が撮れないことがある。
もう一点は、マクロと遠景が撮影できるところ。マクロの時には左右のレンズを近いところに、遠景の場合には左右のレンズを離したところに置かないと立体視がやりにくくなる。このカメラは離したところに設置していることから遠景向きのセッティングですね。
ただ、マクロも撮れると書いたけど、1mが最接近っぽいからフィギュアなど小さいものを撮影するのには向いていないというのは残念だ。
しかし、これカメラ2台でがんばって撮影している人間にはかなり興味深いカメラ。
裸眼立体視可能なディスプレイを背面に設置というのが良いですね。
視差ずれ(近くを見ると左右の目が寄るような現象)に関しても対応していたりかなり本気で作っている。ズームレンズでの立体撮影は難しいと簡単に書いてあるけど、これを一つ一つ手で調整するのはかなり大変。特に動画に関してはかなり大がかりな装置で行っている人もいるからな。