タムロン、デジタル専用「60mm F2」マクロレンズを開発

1:1撮影可能なマクロレンズでF2を実現しているとは。オリンパスのED50mmF2.0Macroはハーフマクロですから(フォーサーズなので2倍になるから換算で1:1にはなるけど)
タムロンのマクロといえば、SP AF90mm F/2.8(272E)というか、そこへ連なる90mmマクロレンズの系譜にすばらしいレンズが多かったですから、このレンズもかなり期待できそう。
本来は本の中身をフイルムに記録するためだったマクロレンズを、やわらかい描写にして自然物のマクロ撮影やポートレートマクロという使い道を作り出した90mm F/2.5というレンズはマクロレンズの常識を一変させました。
外で使うレンズのため軽くて扱いやすい構造というのも引き継いでいるし使いやすそうなレンズになりそう。
ちなみに、180mmF3.5(B01)も優れたレンズですけど、焦点距離的に使いにくいので。
手ぶれ補正と円形絞りを採用していないのは残念。円形絞りとは書いていないけど円形に近い272Eの例もあるし期待しておこう。


ただ、ワーキングディスタンスについての話はいくらなんでも無しだろう。唯一の60mmマクロなのに、60mmまでの焦点距離でという条件は卑怯だ。
世界一高い山は富士山だ(ただし日本国内に限る)、だからな。
追記:EF-S60mm F2.8 マクロ USMAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8DAF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G EDがありました。上の書き方は間違いですね。
ところで、SIGMA 70mmF2.8EX DGマクロのワーキングディスタンスってどこかに書いていないかな?