コミケ・ワンフェス直前対策!「俺」流コスプレ撮影術

  第2回 カット#02 視野と心は広くあれ!男をタタせるレンズ選び!

参考になるけど、参考にしちゃいけない部分も多いので色々と混乱させてくれます。
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儂の過去のコミケでの経験から、レンズの画角というか35mm判での換算焦点距離の感想。
換算14mmは全身の撮影に向いていますが、さすがに広角過ぎます。煽って三角屋根や青空を入れつつ撮るのに使います。
換算28mmは合わせなどの集合写真を撮るのに向いています。この画角ですら、もう少し広角側が欲しくなることも。
換算50mm付近は使いやすい画角ですが、全身の撮影は場合によってはかなり困難。
換算75mmはかなり離れないといけないので使いにくい。
換算100mm付近、使わなそうだけど囲みが大きいときなどレイヤーさんまで距離があるときに使います。
結局は、どれも使えるし、どれも1つのレンズだけではカバーできない。でも、こんなところに単焦点レンズを持って行くのはおかしいと言うことです。
儂は今回はたぶんE-3+25mmF1.4+7-14mmF4.0でやっぱり単焦点持って行きますけどね。
ちなみに、魚眼レンズ等特殊レンズの使用は禁止されています……が、時々使っている人がいます。


煽りや俯瞰というのは結構大事。
特に身長が高い人が、身長が低い人を撮影する場合、そのまま構えると短足に写ってしまう。つまり平均的な身長の男性が、平均的な身長の女性を撮影するとそうなる。
それを極端にして見上げてもらって撮る俯瞰は、足をうまく残すようにしておかないと顔だけ星人になってしまう。
煽りは足が長く見える……けど極端にやると大変なことに。まぁ、それはそれでおもしろいんだけどね。超広角レンズでのパース(パースペクティブ)はかなり気をつけないと。それに近寄って写すと広角は鼻デカで目が離れた写真に写るのも注意。
普通は段差を利用しないといけないけど、ライブビュー+液晶可動式のカメラなら簡単にそういうシーンも作れるのでおすすめです。


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ポージングについては参考になります。
うまい人は壁を上手に使いますよね。コスプレ広場はあまり壁がないのでそういう発想がなかったからなるほどと。


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新コスプレ会場の図が。芝生の上が使えないから、かなり撮影は困難かも。
日陰が多いので、日中シンクロは必須ですね。外付けフラッシュなど可能な限り用意しておきましょう。


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ところで、この手ぶれ補正内蔵レンズと言われているレンズ、手ぶれ補正入っていないレンズのように見えるのは儂の気のせいですか。


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リップクリームの技は、さすがに冗談ですよね?1対1の撮影ならともかく、様々な撮影をしなければいけないレンズでそんなことをしてしまうというのは。
拭けばきれいになるけど、かなり面倒ですよ。ディッシュで拭けば、糸埃が残るのも気をつけないと。


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いやいや、ポスターでは駄目ですよ。それこそ開放付近で目にピントを合わせて撮影するという、ポートレート撮影がこの方法では身につきません。なので、等身大フィギュアを用意しましょう。
または、コスプレイベントに出かけて撮影術を身につけましょう。……本末転倒ですが。