キヤノン EOS-1D Mark III【第6回】便利な「ライブビュー」と「メディア自動切換え」

キヤノンのCFとSDメモリーカードのダブルスロットよりも、オリンパスのCFとxDピクチャーカードのダブルスロットよりも、ニコンのCF&CFのカードダブルスロットの方が使い勝手が良いと思うのだけど、どうなんだろう。
容量が小さいCFカードでもそれを予備に入れておけば、容量オーバーしてもそちらにデータを送り込んでくれれば余裕もできるし、古いカードの流用も可能。
まぁ、オリンパスの場合には、そもそも予備メディアへの自動切り替えができないという問題があるんですが。どうしてつけてくれないのだろうか。
自動切り替えに関しては、まだまだ十分に備わっていないけど、今後に期待したい機能です。


ライブビューでの超厳密なピント合わせはなかなかすごかったりします。
書かれているように絞るとピントは望遠側に移動してしまう特性があります(とはいえ被写界深度も深くなるのでその中には収まりますが)。なのでオートフォーカスの場合絞ってのピント合わせが必要なのだけど、実際には難しかったり。絞って暗い状態でマニュアルであわせないといけませんから。
その一方、アングルの自由さという利点も大きい。ハイアングルやローアングルでの撮影には本当に役立ちます。
ただ、そういうときの体勢が結構きつくなるので1D Mk3くらいの大きさになると結構厳しいですけどね。E-330でも結構重くて、E-410で撮影するときにものすごく楽だというのがわかりましたから。
おそらくEOS Kissシリーズにもライブビューは搭載してくるでしょうから、そのときこそ自由なアングルを気軽に試せるフリーアングルな液晶を搭載して欲しいモノです。
外部出力が可能とはいえ、そこまでの装置が必要となると用意が大変になりますし。