リコー、24mmからのズーム+手ブレ補正「Caplio GX100」

[情報元:楽画喜堂]
このコンパクトサイズでありながら24mmを実現。さすがはコンパクト広角のリコーです。ニコンのCOOLPIX8400やコダックのEasyShare P880 Zoomのように24mmがコンバージョンレンズなしで使えるカメラは大きくなりがちでしたから。コダックV570系列の2つのレンズを搭載したタイプだと換算23mmでも使えたりしたけど、それは特殊と言うことで。
いつの間にかパナソニックにコンパクト広角の座を奪われている形になっているけど。広告というのは重要ですね。
24mmからの超広角レンズを搭載しつつ、F2.4〜4.4と明るいレンズなのもいいですね。手ぶれ補正も搭載しているし。MTF曲線をみても超広角でありながら周辺部の描写も問題なさそうだし、良いレンズ使っているな。
スクエア、つまり正方形の写真も撮れる。レンズが丸いのなら写真も丸くていいじゃないかという発想もあるけど、シリコンウェハーから切り出すのに四角く(三角形や六角形でも可)ないと無駄な部分がでて切り取りにくいのでそれはしょうがない。でも、丸い光を有効に使うのなら正方形や六角形の撮像素子があってもよいだろうと。中判にはその正方形で撮影できるカメラもあるのだけど、なかなかでてくれなかった。今回採用しているこのスクエアフォーマットにはかなり期待している。
EVFが可動式で別付けというのもいい。ウェストレベルでの人物写真というのはE-330で経験しているが、相手にプレッシャーを与えずに撮影できるのでなかなか有効。で、これ、延長ケーブルでのばせるタイプだともっとうれしいのだけど。ケーブルレリーズが使えるコンパクトデジカメという優位性を生かせたのに。別売りでもいいので出してほしい。
ただ、レンズキャップが取り付け式なのが残念。キャップじゃなくレンズバリアで、画像が良くて、バッテリーがもう少し持てば8万円くらいなら出してしまう価値があったと思う。旅行用カメラとしてかなり強力。