デジ一眼と交換レンズの関係(ITmedia +D LifeStyle)

[情報元:デジカメジン]
かなりわかりやすくレンズの基本的なことと、種類と、その種別を説明しています。
松下電器L-1が来月登場するのに秋とか言っていたり、シグマの一眼レフデジカメを無視したりしている所もあるけど、そう言う細かいところは除くととてもわかりやすい。

単焦点レンズ

単焦点レンズは儂が一番多く所有している種類のレンズ。
必ず安いかというと微妙なレンズも多いけど、明るくて歪みが少なくにじみも少ないのでとりあえず綺麗に撮影するのに向いているレンズです。ただし、お勧めはしません。ズームがないと色々大変なのは、一度コンパクトデジカメでもズームを使わないで撮影するとその苦労がわかります。

マクロ

説明で抜けているけど、何倍での撮影が可能かという項目もチェックしておくと良いですね。
等倍だと撮影対象物の大きさそのままに撮像素子に映し出す事が可能。ハーフマクロ(1/2)だと等倍の半分までしか近寄れない。実際にはそこに撮像素子の大きさが加わるので、APS-Cサイズなら約1.5、フォーサーズなら2倍が実際の撮影時のイメージになります。
ワーキングディスタンスの話もあるけど、できるなら近寄らないで拡大できる方が便利です。近寄りすぎるとレンズや自分の影が入り込んだりするからね。だからといって200mmマクロとかになるとさすがに手ぶれが厳しいので三脚必須になります。
で、マクロレンズは4本も持っていたりする。華を写すのには必須のレンズですからね。1/4倍撮影可能のSTF135mmや28-75mmなども花の撮影には便利。
コンパクトデジカメ利用者が、マクロレンズで勘違いしてしまうのは「近い所しか撮せない」と思ってしまうこと。よっぽど古いレンズでもない限り無限遠までピントがあうのでその点は安心してください。また、マクロレンズは色は濃いめで、クッキリ写るように設計していることが多いので、風景撮りでも使えるレンズが多いです。

標準レンズ

人間がある程度集中して見れると言われている35〜50mm程度のレンズを指して言うわけだが、単にその位のレンズが作りやすいと言うだけなんだと思うけど。
キットレンズと呼ばれるレンズもこの中に入る。儂の持っていないレンズの一つ。D70とα-7D以外のセットレンズは正直使い物にならないレンズだと儂は考える。まぁ、この2機種はセットレンズと言ってもそれなりのレベルの別売りレンズを付けただけですから格が違いますが。

望遠レンズ

意外に使いそうで使わないレンズ。特にズームでない単焦点望遠レンズは使いどころに困る。望遠レンズが欲しいと思う人はまずはズームから考えた方が良いと思います。
望遠側を使うというのは近寄れない場面が多いわけで、そう言うところでズームができないというのは結構使いづらいです。
ただ、描写に関してはズームレンズだとその甘さが目立ってしまいがちでなかなか使うのが難しい画角だと思います。

超広角

最近使い始めてとても面白いと思っている超広角。ただし、これに対応しているレンズは限られてくるし、描写も今ひとつのレンズが多かったりする。
デジタル用というか、銀塩の補助としてしか見ていないのか力のいれ具合が今ひとつなんですよね。
その分、フォーサーズオリンパス製7-14mmはデジタル専用設計と言うことで甘いところが全くない、苦手なはずの超広角レンズをここまで仕上げてしまうのかという、お値段もそれなりだけど性能もそれ以上の凄く気に入っているレンズです。

魚眼

円周魚眼はさすがに使えるカメラやレンズが限定されてしまうし、対角魚眼ですら使えるのが限られてしまうのが今の一眼レフデジカメ。
キヤノンのフルサイズ機はともかくとして、ペンタックス魚眼ズーム、ニコンオリンパスくらいしかまともに使える魚眼がなかったりする。
でも、使ってみるとかなり面白いレンズなんですよね。そして工夫するのが難しいので使いこなすのは難しいレンズだったりする。どんな場面で使っても似たような描写になってしまう。
だからこそ使いでがあって面白いんだけどね。特にE-330のライブビューと魚眼の組み合わせは面白い。ちょっと角度とかが違うだけでも描写が変わるだけに。