室町 砂場

いやー池上梅園行ってきたけど、秋葉原とかイベントとか行っていると勘違いしていたけど、世の中キヤノン中心なんだね。おまけでニコン
コニカミノルタオリンパスを持って撮影しているのなんて他にほとんど見かけなかった。というか気がついたのがα1人だけ。
ついでにペンタックスも見かけなかった。これが普通の世界なんですね。


そんなわけで池上梅園に行くついでに室町砂場へ。前回が2004年の12月なので本当に久しぶりにやってきました。
相変わらず大きい。
煙草を吸わないと言ったら待たされることに。お座敷が空いているのであそこでも良いかというとそれでも良いと言われる。あれ?
周りを見渡すとどうやら半分が禁煙、半分が喫煙になっているようだ。
敷居も何もないから煙が流れてきているし、正直どうなんだろうと思うが早く食べたいのでそのまま座敷へ。


まずは日本酒とおつまみに胡麻豆腐と玉子やき。ここの玉子やきは前回食べたとき美味しかったからな。日本酒は菊正宗のみ。
胡麻豆腐は薄味でまさしく胡麻な味と香りが。出汁の効いた汁につけながら食べる。ただ、とても崩れやすいので上に乗っているワサビが落ちてしまった。ちょっと物足りない味になったのが残念。次からは皿にワサビは取りだして食べることにしよう。
そして期待の玉子やき……?あれ?こんな味だったか?
異様に甘い。
ウニっぽいなんかそういう不思議な味わいは残っているのだけどそれに砂糖をふりかけられてしまったような変な味に。
玉子やきは腕が落ちたのかとかなり悲しくなる。この味が好きな人は結構いるだけに。


ほどよくお酒が回ってきたところで蕎麦は天ざる。
ここは天ざると天もりがあって、天ざるは更科系の表面の白い部分を使った蕎麦。天もりはそれよりは内側も使った普通の黒っぽい蕎麦。
ざるの方が高いけど食べるならこっちの方がのどごしも良いし美味しいと思う。
で、天ぷらだけど心配していたがこっちの味は大丈夫だった。
汁にかき揚げの天ぷらが浸されて出てくるのだけど、これが不思議なことに汁が中まで浸透していない。外は汁でしっとり。中はかりっとサクサク。本当にここの部分の腕が落ちていたくて良かった。


最後に蕎麦ぜんざい。
ゆでた蕎麦の上にあんこがたっぷり。
美味しいけど、蕎麦を普通に食べた方が良いね。


正直あの玉子やきの味の劣化はたまたま失敗したモノだと思いたい。
そんなもやもやした気分で店を後にしました。
玉子やき 650円
ごま豆腐 400円
日本酒 700円
天ざる 1550円
そばぜんざい 700円
東京都中央区日本橋室町4−1−13
定休日 日曜・祝日・第三土曜日