αSweet DIGITALの発表体験会を6都市で開催 | コニカミノルタ

んじゃ、これ見に行ってきます。
撮影したデータの持ち帰りはどこでも駄目なんですよね。残念です。
まだ、仕様が変わる可能性がないわけでもないから仕方がないとは思いますけど。
とりあえず重さとかファインダーの見やすさとかα-7Dとの違いを重点的に、そしてセットレンズの出来を確かめに行ってきます。


追記:そんなわけで行ってきました。
思ったよりもお台場に人が少なかった。みんなフジテレビの方に出掛けたのかな?


ちょっと会場のわりに人が多くなかなか触ることができなかった。
待っていると、こっちで実際に撮った写真をプリントアウトできますよ。と、αSweet Digital(甘D)を貸してもらえた。プリモプエルを撮る。って、ウェブでは1体しかいないけど会場には沢山置いてあった。しかもどでかいのも1体ステージ上に。
うむ、軽い。ニコンのD50よりも本体の重さはあるはずなのだけど、バランスの関係かそのレンズセットと差がないように感じられた。


説明員に、これは「手ぶれしないんですよ!」といわれた。
いや、手ぶれ補正でしょう、儂α-7D使ってるんですけど、とか色々言ったけど手ぶれしないと頑として譲らなかったなぁ。アレはどうにかした方が良いよ。
じゃぁ暗い超望遠のレフレックスでの夜景でもぶれないのかと。
とりあえず情報は正しく教えないとなぁ……。


展示品にはデジタル専用レンズAF DTズーム18-70mm F3.5-5.6(D)とAFマクロ100mm F2.8(D)が付けられている物が2台ずつ、それが2つの台に合計8台の甘Dが置いてあった。印刷用にさらに2台。
100mmマクロはやっぱり自信があるんだな。
他社の所謂初心者向けの一眼レフのセットレンズで使われているのとほぼ同等のレンズであったので、比較しやすかったがまぁそれらと同じ感じで撮影できた。屋内で使うのならもう少し明るさが欲しい、というレンズ。
会場自体がかなり暗いのでファインダーの性能が今ひとつわかりにくかったが、ミラーにしてはかなり見やすい方だと思う。この手の展示品は何故か視度調整が狂わされているカメラが多い。ここもそうだった。調整するとなるほど見やすく作っている。ただ、明るさがある分*istDLの方が少し見やすいかもしれない。まぁ比較対象がそのレベルになるくらいに見やすいファインダーでした。
持ってきたF1.4のレンズに載せ替えたらさすがに見やすい。明るいレンズあってこそのαレンズですね。
しかし、会場が暗いのは手ぶれ補正をわかりやすくするためなのだろうか?そのためにせっかく見やすいファインダーが見にくくなっていたのはマイナスだと思うけど。


しばらくして原口あきまささんが出てきた。
会場上方のスクリーンがとても見にくかったのでせっかく撮影してきた写真が全然見えなかったりしたけど、そこは流石プロフェッショナル、軽快なトークで場面を盛り上げます。
期待していなかったけど結構面白かった。
いきなり渡されたカメラの構え方を見ていると本当に撮っている人なんだなぁ。
αシリーズはさすがに使えないのでA-200を利用しての手ぶれ補正を実際に見せたり、補正しているところを透明の部品で見せてくれたりと今までと同じような方法だったけど、説明する人が違うだけでここまで面白くなるのかと。
ちゃんとCM作れば売れるわけですよ。ねぇ?


当然ながら儂以外にも7D持ってきている人が数人いた。50mm1.4とか85mmF1.4とか28-70mmF2.8とか70(80?)-200mmF2.8とかだった。最後のはさすがにどうかと思うよ?
まぁ、儂も50mmF2.8マクロ(旧)とか変わったレンズ持って行っちゃったけど。
でも、今回のカメラは初心者向けというのがかなりはっきりしている。手ぶれ補正も付いてそれなりにコンパクト。手ぶれ補正があるので秋の運動会を撮影するのには便利ですよという売り方。画質が変わらなければ操作性で7Dで良かったと思っています。そう言う人は少ないと思うけどね。
ファミリー用にはかなり良い感じのカメラだと思います。本当に。


そしてDiMAGE X1。小型デジカメ+屈折式+手ぶれ補正という今まで無かったし、これからもないだろうと思われていたカメラ。
実機は思ったよりも厚かった。いや薄いんですけど、なんとなく写真のイメージで。でもレンズが飛び出ないのでそのまま撮れるという何とも不思議な感覚が。
重さはこのサイズならこの程度かなという感じ。操作性は思っていたよりも良い。手軽に使うための1台と考えると欲しくなってしまうな。デザインもコニカミノルタらしくなくて高級感があってかなり良いし。


会場で配っているうちわを持っている人がヴィーナスポート内に多くいたので、興味を持っている人が多いカメラだというのはよくわかった。

本体

思っていたよりもグリップは薄め。よほど手の大きい人は浅く持つ必要があるかもしれない。もう少し厚めでも良かったかも。縦の長さは十分。小指が余るようなことはない。
写真で見ると銀色が良さそうだけど、実物は黒の方がしっくり来た。

操作性

液晶そばにあるボタン類が、小さい分多少押しにくい。ボタン類が一気に減ったので最初戸惑ったけどFnボタンから呼び出すようになっていた。これはこれで撮影中には操作しない初心者には使いやすいかも。
でも、Fnボタンは自分でカスタマイズできるようになっていると良かったな。AF/MFボタンに置き換えたかった。
7Dに比べて操作に対する反応が早くなっている。特に画面の拡大縮小はとてもやりやすい。
視度調整がやりにくかったり、普段使わない部分へは小型化によるしわ寄せは感じられた。AELや露出補正等と言った普段使うボタン類が使いやすい位置に配置されているので撮影自体には問題はないけどちょっと気になった。あんなに大きな手ぶれ補正スイッチは必要ないと思うんだけどなぁ。
ホワイトバランスのダイヤルだけど、これは他の人がいじった後に触ったのでなぜか変にいじられていた。これがダイヤルじゃなかったら気がつかなかったかも。
ダイヤルの位置がシャッターボタンの上に移動したけど、違和感無く操作できた。マニュアル操作するのにも問題なかった。

ファインダー

ミラーにしてはかなり見やすい。明るいのでわかりやすいし。
でも7Dに比べるとピントの山がつかみにくい。まぁ、対象が悪いけど、マニュアルフォーカスもあのくらい会場でも可能だった。

液晶

これだけはさすがに値段相応でした。2.5インチは良いのだけど、解像度がやっぱり落ちています。

オートフォーカス

7Dよりも何故かとても早く感じた。暗い会場なのに迷いが少ない。
レンズ交換してもスムーズに焦点が合う感じ。かなりの改良を加えたと思われる。

起動時間

7Dの半分の1秒ということでほぼ待たずに撮影ができる。7Dの場合は電源を入れてから構えるまでに時間がかかるけど、軽い甘Dにはそれがない。この起動の早さは甘Dだからこそ使い勝手がありそう。

レンズ:AF DTズーム18-70mm F3.5-5.6(D)

7Dに取り付けてみましたけど、軽くて良いレンズです。常用するのならこれは良いな。レンズだけの発売は11月というのはちょっと遠すぎです。
最短撮影距離0.38mとまぁ近寄れるし常用するズームとしては悪くない。これがあってこそ他社の入門機一眼レフデジカメとやっと渡り合えるという印象です。

手ぶれ補正

ASはおそらく同じ物を使っているのだろう。反応の仕方が同じでした。
ASのレベルバーがファインダー下に移動したけど、これは7Dの右端に出ている方がわかりやすいと思った。バーが小さいので確認しづらかったし。
これは人それぞれだろうけど。