コニカミノルタ気合の逸品「α-7 DIGITAL」を使ってみた

[情報元:楽画喜堂]
ミノルタであるハードウェア部分はかなり力の入っているデジタル一眼レフカメラ。そのかわりコニカであるべきはずの絵作りに関しては今ひとつといった感はあるが。
とにかくファインダーが見やすい。ピント合わせが確認しにくいだけで一眼レフの価値は大きく下がってしまいますから。
レンズ資産がないのならばEOS20Dという話もありますが、高額なLレンズを揃えることを考えるとそれなりに安価なGレンズを揃えるというのも一つの手かもしれませんし。コニカミノルタのレンズには円形搾りが採用されていてちゃんと撮影すればボケが綺麗に円形になるというのも魅力的。
中級者向けなのでちょっと気むずかしい所があって、撮影前にちゃんと設定するような人向けです。
ウリである手ぶれ補正はあくまで補正。必ず効くわけでもないし効果が現れないことも多い。それでもあるのと無いのとでは大きな違いです。まぁ、しっかり持てる人が使うのならば確率が上昇する物だと思うと良いかもしれません。Rf500mmF8反射望遠レンズなどだとさすがに外れも大きいですから。その他にはSTFやソフトレンズのようなボケ味を生かしたレンズがあるのが面白い。
それと補正効果は望遠に比べると落ちますがマクロ撮影でも効果を発揮します。三脚を使いにくい小動物の撮影でも使えます。とにかく安価なレンズでも補正の可能性があるというのは大きな魅力。
そしてこのカメラ。ボケ味は素晴らしいのだけど、そのせいかボケを必要としない物の撮影向きではない所がある。
かっちりと全体を抑える必要のある遠景撮影などは今ひとつ向かない。代わりに人物や静物などの物体を撮ると趣のある物になる。
カメラとしてみたら重い部類にはいるが持ちやすさなどはよく考えられて、操作もかなりしやすくできている。
儂も購入半歩手前まで行ったのだけど希望するレンズがいつはいるかわからないということで購入を諦めたりしている。AF85mm F1.4G(D)は今注文しても2月頃まで入手不可だそうです。
売れてはいるようですがレンズ資産のない人は気を付けましょう。