松翁(まつおう)

神保町の地下鉄駅から日大経済学部へ向かう感じのところにあるお店。ちょっと入り組んでいるのでわかりにくいかも。
そんな見た目には小さいふつうのお店ですが蕎麦好きでは結構有名なお店みたいで評価も高い。
さて注文。卵焼きがないのは残念。酒、つまみ、天ざるといつものコースで注文。
で、出てきた焼き味噌うまい
甘くて栗が少しまぶしてあるのじゃないかと思うほど。だけどあますぎないでお酒に合うように辛みを残しているのがいいね。
1時30分と微妙に空く時間帯をねらっただけあってあっさり座れたしいい感じだ。
てんぷらが出来上がるまで時間がかかるというので焼き味噌をゆったりと食べて〆張鶴を飲む。
と思ったよりは早めに蕎麦がでてきた。それでも15分以上待ったのだから遅い方だといえる。先に汁がでてきててんぷら、蕎麦、てんぷらの順序だった。
まずは塩を振りかけててんぷらを。ほほう!うまい、カリットさくっとジューシーであつあつ。
特に海老とあなごはちょっと今まで食べたことの無いような味で、口当たりはまるでスナック菓子のように軽くそれでいてしっかりした味が口の中に広がる。ちょっとこう言うのはびっくりした。
で、本来の目的である蕎麦もかなりの物。特に汁がうまい。濃い口と薄口と選択できて俺は濃い口を選んだが、濃いのだけど味がしっかりしているので飽きたりしない。
蕎麦自体も細目でズルズルと口の中に入っていく。腰が強めでいい味をしている。
天ざるで2000円を過ぎているのでそんなに簡単に頼めるものではないだろうが値段を考えても十分満足できる味だった。
どろっとした蕎麦湯で溶いた汁もうまかった。
てんぷらの量が少な目なのが残念だがかなり美味しかった。
お金があるときに限られるが近くに寄ったらまた来たい。神保町はなかなか寄ることはないけど。