Paintgraphicレビュー

ROMman2004-01-31

早速買ってきたPaintgraphicを使ってみた感想です。
1,980円なら失敗しても良いと思っていたのですが、思ったよりも使えるソフトでした。
Z'sSTAFF KID→SUPER KID→ウルトラキッド→HYPER KiD インターネットパック→The Graphics [ペイント] for Windows
と進化してきてPaintgraphicになったわけです。The Graphicsと中は一緒みたいですが。
Z'sSTAFF KID、SUPER KID 2.0は使っていたことがあったんですがほとんど別物のソフトになっています。
 
○良かった点
 なんと言っても安い。
 スマートスクロール(SS-200)で問題なく操作可能。拡大縮小はそれぞれ+と-に割り当てる必要あり。
 タブレットも問題なく、筆圧関知もよい。
 マルチディスプレイ環境でも利用可能。だが、一部縦スクロールなどがうまく表示できない。
 操作が思った以上に計算されている。なかなか便利。
 色調補正部分がAIフォトエンハンサーでの自動補正がうまく働いてくれるし、手動でウィザードを利用できたりと細かく設定できるようになっている。トーンカーブ、レベル調整機能なども利用可能。
 パスツールは問題なく利用可能。
 3D文字、ボタン作成は手軽にウェブページ用に使える。
 PSDファイルも読み込み可能だが一部データは削除される。
 ペン類が豊富。イメージホースという動物などを記録してあるペンが面白い。
 Photoshop用のプラグインを利用可能。
 レコーダーによる作業の保存も可能(マクロ機能)。
 
×不満のあった点
 いきなりCDを入れたらインストールまで終わってしまう。インストールの選択など全くできないので注意。
 フィルタブラウザの横幅を変えると正しく表示してくれないのでやってはいけない。
 保存ウィンドウがサイズが小さいので見えにくい。
 The Graphics[ペイント]には付いてくるCG Explorerというサムネイル表示のファイラー、Digital AnimatorというアニメーションGif作成ツールが付いてこない。
 透明水彩という名前だが全くにじまない。
 範囲選択の投げ縄がPhotoShop等とは挙動が違うので注意。同じように操作したい場合にはポリゴンを選択。
 ショートカットキーが少ない。
 レイヤーのフォルダ階層可能だけど、フォルダの中に入れてしまうと中がわかりにくいのでちょっとわかりにくいかも。
 覆い焼き、焼き込みはフィルタペンで照度で明るさ設定で利用できるが場所がわかりにくい。