Winny におけるバッファオーバーフローの脆弱性

[情報元:Stressful Angel]
追記:アカウント作成方法では対策になりません。
対策としては、非公式パッチを適用するか、他のソフトをお使いください。必要なければ起動しない方が良いでしょう。

以下の方法では対策になりません。

ただ、情報漏洩対策にはなります。

対策としては、Winny専用のユーザアカウントを用意しましょう。
これでそのアカウントで動作する以上のことは何も出来なくなります。
以下はWindowsXP用です。WindowsXPではマルチアカウントでマルチタスクに対応しているのでこれを利用します。
普段用とWinny用2つのアカウントを作成し、それぞれ干渉できないようにします。もちろん同時実行可能なので裏でダウンロードしつつも、普通にファイル編集とかも可能。
・フォルダのアクセス規制
(1)情報漏洩しては困るデータはデスクトップかマイドキュメントの中に必ずある状態(正確にはC:\Documents and Settingsの自分のアカウントのフォルダ)にする。「D:\会社情報」などというフォルダに情報を入れていないことを確認する。そういうファイルがあればマイドキュメントに移動しておく。
Officeデータ、xlsやdoc、pptなどの拡張子を持つファイルをコンピュータ内から検索すればある程度絞ることができる。
また、プライベートの情報、デジカメの写真やメール情報が別フォルダにないことも確認する。メールソフトの設定は要チェック。これらも必要なら移動しておく。
(2)C:\Documents and Settingsの中にある自分のアカウントのフォルダを右クリック→[プロパティ(R)]→「共有」タブ→「このフォルダをプライベートにする」にチェックを入れる。
Winny用アカウントの作成
(3)「スタート」ボタン→コントロールパネル→新しいアカウントを作成する→「Winny」等の適当な名前のアカウントを入力。[次へ]→「制限」[アカウントの作成(C)]
一応パスワードも設定しておくのを忘れずに。
Winny専用アカウントでの設定
(4)「スタート」ボタン→ログオフ(L)→ユーザの切り替え(S)→「Winny」等のアカウントでログイン。
(5)先ほど設定したC:\Documents and Settingsの中の自分のアカウントをエクスプローラで開こうとすると、「〜にアクセスできません。アクセスが拒否されました」と出ることを確認する。
(6)C:\Documents and Settingsの中のWinny専用アカウントのフォルダを右クリック→[プロパティ(R)]→「共有」タブ→「このフォルダをプライベートにする」にチェックを入れる。
Winny実行
(7)Winny関連のファイルはマイドキュメントへ移動。Winny実行後、ダウンロード先、アップロード先、キャッシュもマイドキュメント内のフォルダに指定する。適当なフォルダが無い場合には新しく作成する。Winnyでダウンロード、アップロード作業をいつも通り行います。SP2だとファイアーウォールに遮断されると思うので、通常のアカウントに戻ったときに通過させるように設定しましょう。
(8)自分のアカウントに戻るときには、「スタート」ボタン→ログオフ(L)→ユーザの切り替え(S)→自分のアカウントでログオン。
(9)裏ではWinnyがそのまま起動しているので作業を続けます。
(10)Winny等でダウンロードしたデータは、Winny専用アカウントでログインして実行します。他のアカウントでの実行は絶対にしない。
 ついでにWinnyアカウントでのシャットダウンの禁止もしておけばさらに安定させられるでしょう。
 Professionalならもっと細かいアクセス制限できますので、わかる人はルート以下にフォルダを作成したりファイルを作成したりできないようにかなり厳重に設定しておくと良いと思います。
 マルチアカウントなので、いちいち切り替えるのが面倒という場合にはWinnyへのショートカットを作成し、その[プロパティ]→[ショートカット]→[詳細設定]で「□別の視覚情報で実行する」にチェックを入れて、実行時にwinnyアカウントとパスワードを入れるようにしておくと多少楽に実行可能です。


Winnyを止めろというよりは、こっちの方が効果があると思うんだが。エロの力は偉大です。
まぁ、この方法でも何か(PCシャットダウン等)される可能性はかなりあるので、Windowsなんてモノ使わないようにするのが一番なんですけどね。トロイとかを送り混むことも可能だし、中継地点にされる可能性もあるかも。詳細待ちですね。ソフトウェアの異常終了レベルでしかできないとJVNには書いてあるけど。

追記:「Winnyのセキュリティ・ホールは危険」,発見者が警告

[情報元:Stressful Angel]
Winny実行しているユーザの権限で何でもできてしまうようです。乗っ取りとか、中継とかにも使われるのでWinnyWindows、パソコンを使わない方が良いかもしれません。