Winny暗号化アルゴリズムの詳細が明らかに〜Winnyワークショップ

東京工科大学の人、Winnyの暗号化はものすごく単純なのは有名ですでに何度も解析されているというのに何を誇らしげに話しているのだろうか。恥ずかしい。
WinnyWinnyたる特徴は一時配布元がわからない、この一点に絞られる。誰が配布しているのかがわからないということ。キャッシュ化のためみんなが配布元になってしまうのだから。
この特徴故にファイル交換ソフトではなくファイル共有ソフトでなのだから。


九州大学の人の話は現場の話でわかりやすいな。
管理者がいる所ではいろいろ大変なのだろう。
キャッシュという問題はここで出てきている。よく考えられたシステムだよな本当に。
技術的と言うより啓蒙活動というのが大きいわけか。後は何らかの罰則なり脅しなりを組み合わせることでこういうのは成立しそうだな。


日本IBMの人の話は面白い。
鍵は必ず解読されてしまう物。これはソフト的な物ハード的な物どちらでも当てはまる。もちろんネットでの認証を行う仕組みを導入すればかなりの効果を上げることはできるだろうけど。実際ウィルス対策ソフトなどはソフト販売ランキングを見ていると売れまくっていますから。
ソフトウェア開発者の萎縮を招いている、これは本当にどうにかして欲しい。


しかし、やっとこういう話が出てきたという感じだ。著作権などの法律が現状にそぐわないのだからどうにかしないとというレベルに行くまでにはさらに時間がかかるのだろうか。