【新生VAIOシリーズインタビュー(3)】モバイルを追求した新しい形を提案する「VAIO type U」〜VAIO type U開発者インタビュー

開発内容などのインタビュー。
外出中のブラウジング。特に電車の中でのブラウジングを考えたすえにできあがった製品。
腕力に自身があるならまさしくその通り。
そして、安定した所では置いて使う。ただそれなら置いて使っても使えるようなオプションを用意して欲しかった。


ペンオペレーションに重点を置いて開発しているようですが、正直電車の中ではペンよりポインタの方が使いやすい。この部分をもう少し使いやすくして欲しいというのは電車の中でブラウジングしていると良く思う点です。スタイラスを握り、片手で支えて操作するには電車の中は狭すぎます。CLIE程度の大きさだったらそれも可能ですが、PDAというにはあまりにも大きすぎた 大きく ぶ厚く 重く そして 大雑把すぎた それは正に鉄塊だった。ですから。
液晶に関しては、筆圧感知を埋め込んだにしてはかなり使いやすくはなっています。CLIEと比べても圧倒的に明るく外でも見やすい。ただ、発色など不満は残るところ。この分野のトップであるSONYにはもっと頑張って欲しいです。


スタイラスは使う分には問題ないレベルであることは確か。ただ、やっぱりペン型をどうにかして導入して欲しかったと、CLIEの小さいながらもペン型のスタイラスを使うたびに思う。
特に文字入力をするときになるとフィンタイプではぶれてしまうことが多すぎる。もし後継機を出すことがあればもう一考して欲しい部分だ。キーボードという入力機器が無くなったのだから、それに変わる入力部分には慎重になって欲しい。


立ったまま使うことを想定されたPCという今までになかったものなので、まだまだこれからの分野。
実際そのバッテリーの重さは非力な人にはつらすぎる。バッテリーを外して持ってみるとかなり使いやすい大きさであることを考えるとこれが限界の大きさなのだろうと残念に思う。燃料電池の発達を待つしかないのだろう。
文句はある物の、代替手段である程度補えてしまうのがWindowsとUSBとCF、そして無線LANを搭載したtype Uの魅力。こればかりはPDAには真似できない分野だ。